第4回 基本計画策定委員会 議事録
平成19年1月10日(水曜日)15時00分~17時00分
新選組ふるさと歴史館講座室
- 議事録の確認
- 市民生活と図書館の関係を考えるワーク
- 担当 (株)地域計画連合 山口智幸氏
- 目次(案)について
- 会議日程の変更について
- その他
- アンケート
- 郵送市民アンケート...12月16日発送 12月25日〆切
- 来館者アンケート...12月24日・26日・27日 中央・高幡で実施
- YAアンケート...1月19日回収予定
- 図書館ツアー出欠
- アンケート
日野市立図書館基本計画策定委員会 第4回議事録
日時
平成19年1月10日(水曜日)15時00分~17時00分
場所
新選組のふるさと歴史館2階講座室
出席者
- 阿部臣彌、久保田正子、小林美和、坂井喜代子、中村美智子、濱田陽子、山﨑孝、山口徹雄、高原洋平、平義彦、金野啓史、佐藤由加里、高橋誠、小澤昭道、米田裕治、二村健(委員長)、田中繁夫(副委員長)
- 事務局(川口、鬼倉、清水、星、飯倉)
- コンサルタント 山口(記録)
- 議事録の確認と公開について
- 第2回議事録の訂正箇所を確認し成案に決定。
- 第3回議事録の訂正箇所を確認。
- 基本計画策定委員会に対する、市長と議会の関心度はどうか。市議会議員を委員に加えることはできなかったか。(山﨑)
- →議会は審議側の立場なので他の委員会と同様に遠慮していただいている。議会で図書館に関する一般質問が出ているので、議会の関心度は高いと思われる。(田中)
- オブザーバーとしての参加要請はないか。(山﨑)
- →オブザーバーの件はこの委員会で議論して欲しい。(田中)
- 市民生活と図書館の関係を考えるミニワークショップ
- 4つの質問について、全員で意見出し(ラベル記入)を行った。質問事項は以下の通り。(KJ法によるまとめは別紙資料1参照)
- 【質問事項】
- Q1 「日野」から連想されるイメージは(「図書館」を除く)
Q2 20年先の日野を取り巻く環境はどうなっているか
Q3 20年先に図書館を利用する市民とはどんな市民か
Q4-1 将来の市民が図書館に期待することは何、どんなサービスを求めるか
Q4-2 将来の市民に対して、図書館が提供できる・提供したいサービスは何か
- 4つの質問について、全員で意見出し(ラベル記入)を行った。質問事項は以下の通り。(KJ法によるまとめは別紙資料1参照)
- 計画の目次構成案について
- 資料説明
- ある市の図書館サービス計画を参考に目次案を用意した。これまでの資料や議論を受けて網掛け部分を加筆している。1~4までは事実報告的な内容、5以降が計画部分。文責は二村。内容についての議論はこれから。全体の枠組みとして過不足がないかを確認したい。
暫定的な枠組みとして扱いたい。構成の修正は委員会の議論と並行して進め、最終的にまとまっていく。委員会では5以降の計画部部分の議論を特に深めたい。逐条的に議論しながら文章化を進めたい。(二村) - Q 施設計画にあるミニ図書館とはどのようなイメージか。(山口)
- →居場所づくりの取り組みの中で、図書館のあり方や役割というものがあるのではという観点からの庁内からの提案。新聞や雑誌や少しではあるが本もあってゆっくり出来る身近な空間(川口)
- ある市の図書館サービス計画を参考に目次案を用意した。これまでの資料や議論を受けて網掛け部分を加筆している。1~4までは事実報告的な内容、5以降が計画部分。文責は二村。内容についての議論はこれから。全体の枠組みとして過不足がないかを確認したい。
- 全体構成や前提条件等について
- 基本的な構成
- この構成は、はじめに施設ありきの印象を与える。日野市立図書館協議会がまとめた「新しいランドマークをめざして」と合わせると、シンボル的な建物をつくりたいという主張にも読める。どのような状況認識のもとで利用者像と利用ニーズを想定し、それに対してどのようなサービスを提供するかを先に示す流れが良い。(阿部)
- 計画部分を前に置き、これまでの経緯を説明する記述は後ろに回してはどうか。(阿部)
- 日野市が何をするかが大事。問題は何でどうするかを前面に描きたい。(山口)
- こまかな記述は後でも良いだろう。(米田)
- ほとんど網羅されているのでは。構成よりも中身の整理をしていただきたい。(田中)
- 前提・制約条件について
- 問題意識の前提として、時代認識を描きたい。(阿部)
- →沿革の中でこれまでのことに触れられる。全国に注目される。資料を整えたい。(二村)
- 財政などの制約条件の中で何ができるかということだろうが、高い志を掲げつつ現状の中で将来の発展につながる計画として描いていきたい。(阿部)
- →例えば、ひまわり号廃止に代わり新しいサービスを提案することなどだろう。(二村)
- 問題意識の前提として、時代認識を描きたい。(阿部)
- 基本計画の位置づけ
- 三次行財政改革での位置づけからこの計画策定に至るまでの流れは冒頭で触れればよい。(米田)
- 日野から情報発信を
- 市民の図書館の理想を継承しつつ、新しい提案を日野から発信していきたい。(阿部)
- 基本的な構成
- 現状に関する記述について
- アンケート
- 現状の章にあるアンケートは、解析したうえで計画につなげていくことがわかる形に。(平)
- →アンケートの分析の項を立てるか。(二村)
- アンケート結果からの問題点の切り込みがあれば良い。分析は後にまとめても良い。(山口)
- アンケートの分析結果を課題の中で描く。(米田)
- 現状の章にあるアンケートは、解析したうえで計画につなげていくことがわかる形に。(平)
- 居場所づくり
- 居場所づくりは、1-(4)に入るべきでは。(阿部)
- →居場所という観点ではサービスの所で、施設という点では施設で触れてよい。(二村)
- 居場所づくりは、1-(4)に入るべきでは。(阿部)
- 電子情報サービス
- 3-(3)の現状の章で、電子情報サービスをいれておくべき。(二村)
- コンピュータサービスのシステムとその運営の状況についての説明を。(山口)
- 障害者サービスに関する記述
- 図表のあつかいは。(久保田)
- →説明文にできるだけ客観的な材料(図表)をつけていきたい。(二村)
- 障害者サービスのうち、音訳や点字に関して、点字図書館は厚労省の管轄で図書館は文科省と管轄官庁が異なるが日野は差別なく扱い頑張ってきた。こうした現状について描いて欲しい。(久保田)
- →現状の中で触れていく。
- 図書館発行のひろばに掲載された点訳リストを視覚障害者に伝えることで利用のチャンスが増えている。(久保田)
- 図表のあつかいは。(久保田)
- 現状分析への加筆・修正事項
- 図書館の現状で建物の諸元について記載を。(建設時期、耐震改修時期等)(山口)
- 大学図書館との連携や利用条件についての記述を。(小林(美))
- 「八尾市では障害者サービスとして対面朗読はやっている。だが今後の課題として点訳サービスも行っていきたい」と八尾市図書館サービス計画で書いてあるが日野ではすでに取り組んでいる。触れて欲しい。(久保田)
- アンケート
- 基本計画
- 言葉の使い分け
- 各章の中で基本計画の項目が重複する。基本方針等のことばの使い分けを。(山口)
- 基本方針と部門別方針
- サービス計画と運営計画は基本方針に組み入れるべきでは。(中村)
- →5は基本を述べる。6以降に各論をまとめてはどうか。独立して扱う部分もある。(二村)
- 施設計画では機能の持たせ方と配置についての記述が必要。(平)
- →(施設計画の中で、)配置計画と機能分担の項目を立ててはどうか。(二村)
- サービス計画と運営計画は基本方針に組み入れるべきでは。(中村)
- 文書・図書の保管と広域連携
- たとえば多摩地域の保存書庫の整備など、図書館間の連携について触れたい。(阿部)
- →多摩地域における図書館の項を設ける。(二村)
- 多摩や都立・国の図書館の連携。どう提供するか。どう保存していくか。図書館の性格や方針を出していく。公文書館(機能)をどうするか。加えるべき。(金野)
- →保存の大枠は議論する。細部は選書方針で描かれるのでは。(二村)
- たとえば多摩地域の保存書庫の整備など、図書館間の連携について触れたい。(阿部)
- 施策連携・施設連穎
- 図書館プロパーの問題と、市民生活の問題がある。行政の他の部門との連携が必要。たとえば福祉・医療・学校教育施設・保育施設・生涯学習施設などとの施策連携をどうするかを考えたい。居場所の問題も同様。あり方や仕組みの問題として扱いたい。(阿部)
- 福祉センターのような施設の建替え時にミニ図書館的なものを入れていったらどうか。栄養や健康に関わる本を置くことなどがありえそう。(久保田)
- 図書館バス
- 図書館バスは、運営とサービスの面がある。(阿部)
- 図書館バスと固定的に扱わなくても良い。市内の各ポイントをまわる福祉サービスバスとあわせて考えることもあり得る。(阿部)
- 言葉の使い分け
- 計画書について
- 読みやすいものにして欲しい。(米田)
- これからどうしていくのかが目立つような構成に。(金野)
- 長く使える、読みやすくて、シンプルなものがいい。(佐藤)
- 全国から注目される、内容のある厚みのあるものにしたい。(二村)
- 資料説明
- その他
- 次回委員会は 1月24日(水曜日)に開催
- 1月17日(水曜日)午後に希望する委員を対象に図書館見学会を開催する。
以上