ねこのばば1~3(大活字文庫)
更新日:2020年5月26日
『ねこのばば(大活字文庫)』
大活字
2009.4
図書館にある大活字本をご存じですか。単行本サイズですが、ページをめくるとびっくりするほど大きな活字が並んでいます。細かい字が辛くなった還暦過ぎの私でも、気軽に読むことができます。物語の舞台は、江戸時代。体の弱い若旦那と、若旦那に使える妖(あやかし)たちが協力して、難事件を解決していく時代物ファンタジー小説となっています。当時の庶民の暮らしが鮮やかに描かれていて、楽しく読むことができます。三分冊で字が大きく、短編五作で構成されているため、あっという間に読み進んでいきます。読み終わると、目の前に単行本三冊積みあがるので、充実感があります。昔本が好きだったけど、最近は全く本を読んでいないご高齢の方にはぜひおすすめします。大活字本は様々なジャンルの本が用意してありますので、ぜひ図書館で探してくださいね。重いけど。
(M)