汐見夏衛さん講演会を開催しました!【中学生と作家の交流事業】
更新日:2022年11月17日
令和4年11月6日(日曜日)、平山季重ふれあい館大ホールにて、中学生対象に汐見夏衛さん講演会を開催しました。
様子をご報告します。
「中学生と作家の交流事業」とは?
平成28(2016)年度より、「中学生と作家の交流事業」として中学生によく読まれている作品の作者を招き、毎年11月に中学生向け講演会を開催しています。
講演会の企画運営は、市内全中学校から募集した生徒が行います。
会議を重ね、中学生自身が講演会のテーマや企画を考案し当日の司会進行も行います。
当日は講師による講演に加え、中学生による企画も行い、講師と中学生が交流できる内容にしています。
また、講演会終了後には企画運営した生徒と講師の懇談会を行い、自由に言葉を交わすことのできる時間にしています。
令和4年度「開けてみよう本の扉を いっしょに行こう読書の世界へ ~汐見夏衛さん講演会~」
汐見さんのご講演
今年度は、中学生に大人気の作家・汐見夏衛さんにお越しいただきました!
本が好きだった幼少期の経験を経て、高校の国語科教員に、そして作家になった経緯や思いを話してくださいました。
また、それぞれの作品を書いた経緯や、題名に込められた思いなどもお聞きすることができました。
参加した中学生からも「作品の裏話を聞けて面白かった」という声が数多く挙がっていました。
中学生による企画
クイズコーナーでは、汐見さんにまつわるクイズや、汐見さん作品のタイトル穴埋めクイズを行いました。
参加者からも「汐見さんのことを深く知ることができた」と好評でした。
また、中学生スタッフが5人1チームで考えた物語を発表する企画も行いました。
事前に汐見さんに最初の一文と最後の一文を考案していただき、中学生が間の展開部分を考えました。
2チームそれぞれの特色が表れた物語になり、汐見さんからも大変温かい講評をいただきました。
中学生スタッフとの懇談会
講演会終了後には、中学生25名と汐見さんとの懇談会を行いました。
「うまく言葉にならない感情を文章でどう表現するか」「執筆中どのように気分転換しているか」など、中学生からの様々な質問にお答えいただきました。
汐見さん、ご参加くださった皆様、ありがとうございました!