佐竹美保さん講演会を開催しました!
更新日:2021年12月7日
令和3年11月7日(日曜日)に、多摩平ふれあい館集会室6で佐竹美保さん講演会を開催しました。
様子をご報告します。
「中学生と作家の交流事業」とは?
平成28(2016)年度より、「中学生と作家の交流事業」として中学生によく読まれている作品の作者を招き、毎年11月に中学生向け講演会を開催しています。
講演会の企画運営は、市内全中学校から募集した生徒が行います。
当日までに会議を重ね、中学生自身が講演会のテーマや企画を考案し当日の司会進行も行います。
当日は講師による講演に加え、中学生による企画(クイズコーナー等)も行い、講師が一方的に話すだけでなく講師と中学生が交流できる内容にしています。
また、講演会終了後には企画運営した生徒と講師の懇談会を行い、自由に言葉を交わすことのできる時間にしています。
令和3年度「探ってみよう!絵の魅力!!~佐竹美保さん講演会~」
今年度は、数多くの表紙や挿絵を手掛けていらっしゃる画家・佐竹美保さんにお越しいただきました。
座席間の距離を確保するために来場人数を制限しましたが、ZOOMを利用したオンライン配信も行いました。
講演の中では、挿絵・表紙に込めた思いや工夫など現在の画業についてのお話だけでなく、学生時代のお話もしてくださいました。
さらに原画をたくさん持ってきてくださり、絵を自分の目で見て自分の心で感じることのできる貴重な機会となりました。
講演会の中で、中学生による企画として質問コーナーと絵のテーマ当てクイズも行いました。
質問コーナーでは、中学生スタッフから挙がった、聞きたいこと5問を1人ずつ佐竹さんに質問しました。
「絵を描くときのルーティーン等はありますか?」「絵を描くとき気を付けていることは何ですか?」といった質問にお答えいただきました。
絵のテーマ当てクイズは、中学生スタッフが3人で1つの絵を描き、参加者に絵のテーマを当ててもらう企画でした。
2分間という制限時間つきでしたがテーマに合った絵を仕上げていました。佐竹さんや会場の皆さんは全員正解でした。
講演会終了後には、中学生スタッフと佐竹さん、偕成社編集者の方との懇談会も行いました。
佐竹さん、ご参加くださった皆様、ありがとうございました!