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vol. 06「メディア化作品」

書影
★特撮TVドラマ「ウルトラマンメビウス」の番外編小説

『ウルトラマンメビウスアンデレスホリゾント』

朱川湊人/著 光文社

TBS「ウルトラマンメビウス」の番外編をあの直木賞作家が書いた! これ読んだ私の周りの人も言ってたんだけど、「朱川氏、馬鹿じゃないの? (ほめ言葉として)どれだけウルトラシリーズが大好きなんだ!!」もうね、朱川的ウルトラワールドの完成!ってカンジの一冊。昔のウルトラシリーズを見てないとついていけないくらい細かいところまでの「大好き!!」が伝わってくる。直木賞受賞作品の「花まんま」を読んだ人、このテンションの変わりように驚くよ、きっと。 事実ウルトラマンメビウスの脚本を書いてしまった朱川氏(この本に小説版が載ってる)その映像化を担当した小中監督は「すごいよね朱川さん。愛だよ、愛。 事実面白かったでしょ?」とドヤ顔で私に言いました。なので映像化した八木監督と小中監督の愛の受け止め方を確認してから読むことをおススメします。見て、読んでいくうちに愛が伝わってだんだんニヤニヤしてくるハズ。


はりぃ

★漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の番外編小説

『The book jojo's bizarre adventure 4th another day』

乙一/著 原作:荒木飛呂彦/原作 集英社

人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』より、第4部「ダイヤモンドは砕けない」を元にした乙一によるオリジナル・ストーリー。 ジョジョらしさと乙一らしさが物語中に溢れた、杜王町を舞台に繰り広げられる、新たなバトル&サスペンス! 物語中に登場するオリジナルのスタンド「ザ・ブック」を摸した装丁や、荒木飛呂彦氏によるカラーの立体絵など、とにかく本そのものがかっこいい。 原作ならではのかっこよさや不気味さ、独特のセリフ回しなどが随所に細かく活かされているのも見どころです。 ジョジョ・ファンはもちろんの事、特殊能力「スタンド」や各キャラクターの魅力も上手く描かれているので、ジョジョを知らない方でも楽しんで読める作品です。


かーこ

★1997年「夢のクレヨン王国」としてTVアニメ化

『クレヨン王国』シリーズ

福永令三/作 三木由記子/絵 講談社

幼少の頃にアニメで観ていた方もいらっしゃるだろう「クレヨン王国」。そのファンシーなキャラクターたちのイメージからはびっくりするぐらい、原作の小説はとても奥が深い。 人間の心の弱々しさ、浅ましさ、卑しさ、孤独さ、優しさ、勇ましさ、力強さ......何もかもがたくさん詰まっていて、読む度に自分の心が洗われる気持ちになる。 「新十二ヶ月の旅」では野菜の精たちが「ありのままに」を歌う場面で涙がポロポロ流れそうになり、「いちご村」では茶色クレヨンのドングリの話で、自分の心の浅はかさに気付かされる。 人の世を動物や植物たちの世界に映した、素晴らしい歴史物語です。とてもたくさんの作品があるので、気になったタイトルのものを手に取ってみてくださいね。


かーこ

★2002年「十二国記」としてTVアニメ化

『十二国記』シリーズ

小野不由美/著 山田章博/絵 講談社X文庫White heart

このシリーズは、第一作から第四作「月の影 影の海 上・下」、「風の海 迷宮の岸 上・下」、「東の海神 西の滄海」、「風の万里 黎明の空 上・下」が、2002年と2003年にNHKでアニメ化された作品です。 人も動物も木に生る卵果から生まれ(!)、霊獣 麒麟が王を選ぶ世界が主な舞台となる異世界ファンタジーです。 第一作「月の影 影の海 上・下」、第五作「図南の翼」が特におすすめです。読むと元気が出ます。


Koh

★2011年TVアニメ

『No.6』

あさのあつこ/著 講談社

一切の苦痛のない、幸福な一生を保障する聖都市、No.6。 幼い頃にエリートと認められ、将来を約束された紫苑は、12才の誕生日の嵐の夜、ネズミと名乗る血だらけの少年と出会う。これを期に、彼の運命は大きく変わっていく。 2011年の7月にアニメ化された、あさのあつこさんの著作です。急展開の連続で、各キャラの必死に生き抜こうとする姿にたまらなく揺さぶられます。 少年たちの成長物語が好きな方は、ぜひ!


ふう

★2011年TVアニメ化

『緋弾のアリア』

赤松中学/著 こぶいち/絵 メディアファクトリー MF文庫

この作品は2011年4月~6月に放送されていました。 いろいろな作品がアニメ化されているなかでこの作品を選んだ理由は、FM79.5(NACK5)でOP曲をよく聞いたからです。 今とは違うあったかもしれない世界、その世界では凶悪犯罪が増加していた。その犯罪に対抗するのが「武偵」(武力を行使する探偵の略)だ。 武偵を育成する東京武偵高校に通いながらも普通の生活を求める青年・遠山キンジ。双剣双銃の二つ名を持つエリート武偵・神崎・H・アリア。この二人が出会ったことで物語は始まる。


公貴

★2010年「テレビ東京開局45周年ドラマスペシャル・シューシャインボーイ」としてTVドラマ化

「シューシャインボーイ」 『月島慕情』所収

浅田次郎/著 文藝春秋

日野市を代表する浅田次郎氏の短編集。こんなにも悲しくて、こんなにも爽やかな後読感を味わえる作品、他に無いよと断言出来る。 主人公は3人の男。生きてきた場所も時間も境遇も違うけれど、物語の中で3人は繋がっていき、最後の手紙には号泣。ああ、この文字数じゃ伝えきれない!もうホント、読んで! ドラマでは柳葉敏郎、西田敏行、大滝秀治が演じた。監督は重鎮・石橋冠。そして実は私も出ていたりして。現場はすごくアットホームで楽しかったなぁ...それぞれの作り手の秘めた思いを感じられたこの作品に参加出来た私は本当に幸せ。 是非とも、読んで、見ていただきたい。きっと、爽やかな涙を流せるはず。


はりぃ

★1971年「夢のチョコレート工場」として、2005年「チャーリーとチョコレート工場」として実写映画化

『チョコレート工場の秘密』

ロアルド・ダール/著 クェンティン・ブレイク/絵 柳瀬尚紀/訳 評論社

「チャーリーとチョコレート工場」という題名で映画化されました。 世界中で大人気のお菓子メーカー。でもでも工場内は絶対絶対完全秘密の非公開。 ところが、ある日、工場長は、言い出した。 「チョコレートの中に5枚だけ金色のチケットを同封する。引き当てた子供とその家族1名を工場に招待しよう。」 工場見学中に次々と外に追い出される自分勝手な子供たち。貧しいけど心優しい少年、チャーリーの運命は!?


ゴエモン

★1989年アニメ映画化

『魔女の宅急便』シリーズ

角野栄子/著 林明子/絵 広野多可子/絵 佐竹美保/絵 福音館書店

言わずと知れたジブリ映画「魔女の宅急便」の原作本。 13歳の女の子キキは、魔女のおきてに従って、相棒の黒猫のジジと一緒に、コキリの街へとやってくる。 箒で空を飛ぶ魔法を生かして、宅急便屋を始めるキキ。初めのうちは魔女に対する偏見に苦しめられるが、次第に街の人々と打ち解けていき...... 人間関係に悩んだり、自分を見失ったり、恋に夢中になったり、等身大の女の子を描いた小説。 1巻では13歳だったキキも、シリーズ最終巻の6巻では、双子のお母さんになり、その成長も楽しめます。 映画とは、登場人物の名前やキキの髪型など、違うところが多いので、ぜひそこにも注目してみてください。 柔らかな表現と、きれいな挿絵とともに、ほっこりと読んでほしいシリーズです。


かほ

★2006年アニメ映画化

『ブレイブ・ストーリー』

宮部みゆき/著 角川書店

小学生のワタルは、ある日突然、両親が離婚してしまいます。 ワタルは平和な暮らしに戻ってまた家族で仲良く暮らすことを願いながらヴィジョンに行き、5つの宝玉を集める旅に出ます。 転校生のミツルも願いがあり、宝玉を集めています。 旅をしていく中で言葉を話す動物と出会ったり、いろんな体験をして成長していく主人公をつい応援したくなります。アニメ映画化もされ、子供から大人まで楽しめる作品だと思います。


あやか

★2000年実写映画化・2010年アニメ映画化

『カラフル』

森絵都/著 理論社

主人公が自ら命を絶ったのだが、天使の抽選によって生まれ変わるチャンスを与えられ、中学生の少年として現世で生活する羽目になるところから物語が廻り始める。 現世で課題をクリアする条件で主人公は生まれ変わるチャンスを手に入れられるのだが、やる気のなかった主人公の心情が徐々に変化していくことで読み手も「がんばれ」といつの間にか応援してしまう。 重いテーマを扱っているが、思春期には誰だって体験する悩みや葛藤が描かれていて、最後には感情移入してしまいこちらも泣いてしまった...。 メッセージ性が強いので、中学生に読んで欲しい作品のひとつ。


とぅぎうら

★2010年実写映画化

『パレード』

吉田修一/著 幻冬舎

都内の2LDKで共同生活をする男女4人が、1人の怪しい青年の出現によって心の闇を暴かれていく。 必要以上に干渉し合わなかった上っ面だけの4人は現代の人間関係をうまい具合に表現していて、自分もこの物語の中で生きている1人のような錯覚をした。 登場人物たちの肯定してきた「自分しか知らない自分」は実は存在していない、と思わされる逆転の結末。もう1度読み返してみると2回目のこわさを味わえる作品なので、何処で何が狂ってしまったのか確認するのも乙である。


とぅぎうら

★2010年「トイレット」として実写映画化

『モリオ』

荻上直子/著 光文社

ほっこりと温かいものがたり。迷った時って意外と近くにヒントが隠されていたりするのかも。映画もよかったけどやっぱり原作を元につくってるんだから原作もよい。ってことだよね?そうだよね?? そういう引き算を毎回して原作を選んでいるのです。 いや、そんなややこしいことじゃないな。ただその雰囲気にもっと浸っていたいという気持ちが強いからなんだと思う。本だとゆっくり読めば上映時間は長くなるし、反対に急いで読むと上映時間は短くもなる。 上映時間を自分で決められるのが原作のいいところかもしれない。表紙も素敵な「モリオ」。一度手にとってみてください。あなたの上映時間は何時間でしょうか?


れん

★2010年「瞬 またたき」として実写映画化

『瞬』

河原れん/著 幻冬舎

「私」と恋人の「淳ちゃん」。二人はバイクに乗り、花火大会へと向かっていた。 しかし、雨のために花火大会は延期。通り慣れた道へと引き返していたその時、大きな光。宙に浮く体。そして、『私は、暗闇の中に閉じ込められた』。 2010年に映画化された一冊。「私」の感情や情景がとても魅力的です!


AtoZ

こちらもオススメ!

★2008年「あしたの、喜多善男 ~世界一不運な男の、奇跡の11日間~」としてTVドラマ化

『自由死刑』

島田雅彦/著 集英社

はりぃ

★1999年「オサムの朝(あした)」として実写映画化

『少年記 オサム14歳』

『オサムの朝』

森詠/著 集英社

はりぃ

★2007年TVドラマ化

『ハリ系』

オイカワショータロー/著 ポプラ社

はりぃ

スタッフより

スタッフより みなさん、こんにちは!ヤングスタッフです。

今回のテーマは「メディア化作品」です。 気になる作品はありましたか? "メディア"と一口に言っても、いろいろなかたちがあるんですね。 それぞれと本とで見比べてみても、また何か違った発見があるかもしれません。

作品を音や映像で楽しむのはもちろんのこと、本で読むとまた一味違ったおもしろさがあります。想像力はあなたをきっと新しい世界に連れて行ってくれますよ。

それでは、次回もどうぞお楽しみに!

From:東

製作:日野ヤングスタッフ

装画:杉浦ケイ

発行:日野市立図書館 2011年11月

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