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旬の推し本2021.5.18

更新日:2021年5月13日

陽だまりの彼女

越谷オサム/著 2011.6 新潮社

読書って一種の経験だと僕は思うんですよ。そもそも経験とは、自分の知らないことを視覚や聴覚、触覚を通じて体験すること。自分が経験したことの無いことを活字として視覚を通して知る。それがたとえ他の人の持論や経験談であったりしたとしても、自分は間接的にそれを体験したことになる。経験を広義で解釈すればそういうことなのではないか、というのが平凡な高校生の脳ミソで辿り着くことのできる限界でした。

......とまあ、自分でも一体何を言ってるんだか分からない文章を書き連ねて結局何が言いたいのかと言うと、恋愛経験のない僕が恋愛とは何たるかを知るには、恋愛小説を読むのが手っ取り早いと思ったんですよ。ええ。付き合ったこと?ありませんよそんなの。振られたことならありますけどね。(HAHAHA)

そこで僕が手に取ったのがこの本、越谷オサム先生の『陽だまりの彼女』です。2011年に初版が発行されてから映画化などもされている作品で、聞いたことがあるという人も少なくない筈です。特に難しい単語が使われているわけでもなく、恐らく中学生でもすらすらと読むことが出来るんじゃないかと思います。学校の朝読書の時間なんかにいかがでしょうか?

陽だまりの彼女の書影

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小伝八橋