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日野市立図書館資料選定基準

〈日野市立図書館資料選定基準〉

日野市立図書館資料選定基準



令和2年8月



令和6年5月一部改正



この基準は、日野市立図書館資料収集方針に基づき、図書館資料を選定するにあたっての具体的な基準を定めるものとする。



資料の種類・範囲

・図書(一般図書・児童図書・青少年向け図書・参考図書・外国語図書)

・逐次刊行物(新聞・雑誌・その他)

・地域資料

・視聴覚資料(録音資料・映像資料・その他)

・電子資料(電子書籍、CD-ROM・DVD・オンラインデータベース・その他)

・障害者サービス用資料(録音図書・点字図書・拡大写本・バリアフリー絵本・その他)

・その他(マイクロフィルム、その他)

共通事項
(1)問題集・参考書
1. 各種学校入学および資格取得のための受験用問題集・参考書については、ごく限られた利用者・期間しか活用できない資料のため、収集対象としない
2. 書き込み式資料は原則として、収集対象としない。
3. ある分野の教養を判定する「検定」に関する問題集・参考書については、内容を検討の上、その分野の基本を知るための有効な資料と判断できるものは収集対象とする。
4.ただし、学習・資格参考書、問題集およびテキスト類が電子書籍化されたものについては、需要に応じて収集対象とすることができる。
(2)マンガ資料
1. ストーリーマンガ・マンガ雑誌は原則として収集対象としない。
2. 日野市に関連する資料は地域資料として収集対象にすることができる。
3. 新聞書評に取り上げられる等話題性のあるストーリーマンガは、内容を検討の上、収集対象にすることができる。
4. マンガ入りエッセイ・マンガを使った解説書・学習マンガ等は、内容を検討の上、収集対象にすることができる。
(3)CD・CD-ROM・DVD等のディスクが付属する資料
図書が主体で、ディスクがなくても利用できる資料については収集対象とする。また、その他付録つき資料についても同様とする。
(4)ゲーム攻略本は、収集対象としない。

(5)取扱いの困難な形態の資料
1.極めて複雑な形態の資料などで、取扱いに困難を要する資料については、原則として収集しない。
2.ただし、紙媒体では管理困難な、書き込み、切り取り式の資料が電子書籍化されたものについては、需要に応じて収集対象とすることができる。
(6)大活字本
通常の大きさの活字が読むのに困難な方を対象として、定評のある作品・著名な作家の資料を中心に収集する。
(7)紙芝居
1.物語・昔話や子どもの生活・行事をテーマにした資料を中心に収集する。
2.高齢者向きの資料も収集する。
図書
【日野市の重点的な施策に関わる分野の資料】
(1)日野市基本構想・基本計画に基づく重点的な施策や、日野市が取り組んでいる施策について、市民が学び考えることができる資料を収集する。収集に際しては、日野市の主義・主張に偏ることなく様々な観点による資料を収集する。
(2)姉妹都市のほか、交流のある都市に関する資料を収集する。
【一般図書】
・分類は原則、「日本十進分類法(第7版)」に基づく。例外的に英字を用い、B・BNは文庫、Tは家庭生活の実用書を表わす。
・予約数・利用状況に応じた冊数を収集し、上限冊数は全館合計で21冊とする。ただし、寄贈分は別途検討する。
(1)各分野において日野市をはじめとする多摩地域に関する資料は積極的に収集する。
〔0門 総記〕
1から9門に分類できない資料、複数分野にわたる資料を収集する。新しい情報を含む基本的・実用的な資料を収集する。

010 図書館

(1)図書館学については、専門的図書も内容を検討の上、収集対象とする。

(2)日野市立図書館に関する記述のある資料は収集する。


080 叢書・全集

(1)古典的名著等の叢書・全集を収集する。

(2)単独で刊行された資料と内容が重なる場合は、比較検討して収集する。

〔1門 哲学〕
哲学、思想、心理学、倫理学、宗教等の各分野の入門書・概説書、また古典となっている代表的著作を収集する。特定の思想・学派・宗派に偏らず幅広く収集する。

147ー148 超心理学・心霊研究・占い等

(1)一時的な流行や興味本位に書かれた資料は収集しない。

159 人生訓等

(1)人が生きる上で心の支えとなる資料を収集する。

(2)同一著者の資料に偏らないように、バランスを考慮して収集する。


160ー190 宗教

(1)各宗教・各宗派の概説書を収集する。

(2)宗教史、宗教家の古典的著作、宗教家の伝記等、宗教が社会に与えた影響について書かれている資料を収集する。

(3)特定の宗教の布教が目的と思われる資料は収集しない。


〔2門 歴史・伝記・地理〕
歴史・伝記・地理の各分野の概説書、研究書のほか、全集、事典、年表、地図等研究・調査に有用な資料を幅広く収集する。史実に基づいた信頼性の高い記述のものを収集する。新選組・日野宿・平山季重に関する資料は、積極的に収集する。日野市をはじめ、多摩地域の歴史・伝記・地理・地域案内等の資料を積極的に収集する。

209 世界史 

(1)世界史通史を収集する。

(2)新しい視点による通史は積極的に収集する。


210 日本史 

(1)日本史通史を収集する。

(2)歴史上の解釈が分かれる問題については、特定の意見に偏らない資料の収集に努める。


220ー270 各国史

(1)各国・各地域の歴史がわかる解説書を収集する。


280 伝記

(1)各国・各時代の著名な人物を中心に、信頼性の高い記述の資料を収集する。

(2)日野市と関わりのある人物について書かれた資料は積極的に収集する。


290 地理

(1)地理学および各国・各地域の地理に関する解説書を収集する。

(2)旅行案内・地域別地図・道路地図等は、最新の情報を提供できるよう資料の更新を行う。


〔3門 社会〕
多様な観点に立つ社会科学の資料を幅広く収集する。各学問分野の歴史・制度・法律等の解説書を収集する。各分野においての最新の情報を記載した解説書を収集する。

300 社会科学

(1)最新の政治・経済・文化事情を解説した資料を収集する。

(2)思想家・評論家の代表的著作を収集する。


310 政治

(1)政治学・政治思想・行政学・外交の基本書を収集する。

(2)各国の政治史や代表的な政治家の伝記を収集する。


320 法律

(1)法律改正に対応した、最新の情報を提供できるよう資料の更新を行う。

(2)憲法・行政法・民法・商法・刑法等の基本的解説書を収集する。

(3)法令集・判例集・条例集を収集する。

(4)日常生活に関連する法律問題の解説書を収集する。


330 経済

(1)変化の激しい分野のため、時事的な問題を常に考慮し、最新の情報を提供できるよう資料の更新を行う。 

(2)多様な学説・理論の資料を収集する。


360 社会

(1)社会学および社会問題(労働・福祉・家族・防災等)の各分野の解説書を収集する。

(2)社会問題の最新事情・統計を含む資料を収集する。


370 教育

(1)教育学・教育制度・教育政策等の基本的解説書を収集する。

(2)教育問題・青少年問題に関する評論を収集する。

(3)手話・点字等の解説書を収集する。

(4)生涯学習に関する基本的解説書を収集する。


380 風俗習慣・民俗学

(1)衣食住の歴史がわかる解説書を収集する。

(2)生活習慣・行事・民間信仰・伝説等の解説書を収集する。

(3)民族学・文化人類学の基本的解説書を収集する。


390 国防・軍事

(1)戦争・軍事に関する解説書を多様な観点や世界情勢に留意して収集する。

〔4門 自然科学〕
最新情報を記載した自然科学各分野の基本的解説書を収集する。専門書については、内容・利用対象を検討し収集を判断する。

400ー480 自然科学・数学・物理学・化学・天文学・地学・生物科学・植物学・動物学

(1)各分野のわかりやすい入門書・基本的解説書を収集する。

(2)内容理解の手助けになる写真・図版の入った資料を収集する。

(3)日野市をはじめとする多摩地域の地学・植物学・動物学等に関する資料を積極的に収集する。


490 医学

(1)家庭医学・病院・薬・健康・栄養・食品等に関する実用的な資料を幅広く収集する。

(2)医療問題や医学各分野については基本的解説書を収集する。

(3)病気や治療法・健康法に関する資料は、客観性・科学性を考慮して収集する。

(4)一般の医療情報・医学書からは得がたい、患者や患者を支える人にとって必要な情報源となる闘病記を収集する。


〔5門 技術〕
科学技術の最新情報を記載した各分野の基本的解説書を収集する。専門書については、内容・利用対象を検討し収集を判断する。

500ー530 工学・建設工学・土木工学・機械工学

(1)公害・環境問題は、時事性・話題性を考慮して収集する。

(2)著名建築物・建築家に関する資料を収集する。


540 電気工学

(1)電気工学・通信・電子工学等の基本的解説書を収集する。

(2)原子力発電に関する資料を収集する。

(3)特定のシステムやソフトウエアのバージョンの解説書は、最新の情報を提供できるよう資料の更新を行う。


550ー580 海洋工学・金属工学・化学工業・製造工業


(1)船舶・兵器・金属・石炭・石油・化学工業・金属製品工業・食品工業等の基本的解説書を収集する。


590 家政学

(1)被服・理美容・食物等、家事に関する理論・歴史の基本的解説書を収集する。(家庭生活の実用書は「T0~T9」の項目へ)


〔6門 産業〕
農林水産業・商業・交通・通信の基本的解説書を収集する。また、各産業の動向を考慮し、最新の情報を提供できるよう資料の更新を行う。

610ー660 農業・園芸・蚕糸業・畜産業・林業・水産業

(1)都市農業・養蚕業に関する資料は、積極的に資料を収集する。


670 商業

(1)商業・広告・マーケティング・投資・貿易に関する基本的解説書を収集する。

(2)株・投資に関する本は、内容を検討し一時的な流行や興味本位に書かれた資料は収集しない。


680 運輸

(1)運輸・交通・観光の基本的解説書を収集する。


690 通信事業

(1)郵便・電話・放送の基本的解説書を収集する。


〔7門 芸術〕
芸術・スポーツ・娯楽等に関する鑑賞・評論及びその制作・実技の基本的解説書を収集する。

700 芸術

(1)古典から現代までの多様な資料を収集する。

710ー730 彫刻・絵画・書道・版画

(1)制作技法に関する資料を幅広く収集する。

(2)定評のある作品・著名な作家の画集・全集等を収集する。

(3)日野市をはじめとする多摩地域を描いた作品は、積極的に収集する。


740 写真

(1)カメラ及び撮影方法に関する資料を収集する。

(2)定評のある作品・著名な作家の写真集を収集する。

(3)日野市をはじめとする多摩地域を撮影した作品は、積極的に収集する。


750 工芸

(1)各種工芸の基本書を収集する。


760 音楽・舞踊

(1)音楽・舞踊に関する基本書を幅広く収集する。

(2)作曲家・演奏家等に関する基本書は、その人物の知名度・社会的注目度等を考慮して選定する。

(3)各種楽器演奏法の基本的解説書を収集する。

(4)楽譜は、演奏用の楽譜及び教則本は除き、図書形態の資料を収集する。


770 演劇

(1)演劇・古典芸能・映画・演芸に関する基本書を収集する。

(2)鑑賞・評論の基本書を収集する。

(3)俳優・演出家・監督等に関する資料は、その人物の知名度・社会的注目度等を考慮して選定する。


780 スポーツ

(1)競技・種目ごとに、実技に役立つ基本的解説書を収集する。

(2)ルールの改正に対応した最新の情報を提供できるように資料の更新を行う。

(3)登山・キャンプ・サイクリング・釣り等のガイドブックは、近隣地域を対象とした資料を中心に収集する。


790 諸芸・娯楽

(1)茶道・花道は、流派・作法・道具等の解説書を収集する。

(2)囲碁・将棋等、室内娯楽の基本的解説書を収集する。

(3)ダンスの基本的解説書を収集する。


〔8門 言語〕
各言語に関する基本書・概説書等を幅広く収集する。

810 日本語

(1)文字・文法・作文・方言等の基本的解説書を収集する。

820ー890 各国語

(1)発音・文法・会話等の基本的解説書を収集する。

(2)音声資料の付録つき図書は、内容を検討の上、収集する。


〔9門 文学〕
各国の文学作品・文学全集・文学史・作品作家研究書を収集する。日本文学については、古典から現代作品まで収集する。

908 世界文学全集

(1)各国の代表的作品を集めた世界文学全集を収集する。


909 児童文学研究

(1)定評のある作品や著名な作家に関する資料を収集する。


910 日本文学 

(1)日本文学史の解説書を収集する。

(2)作品・作家研究については、定評のある作品や著名な作家に関する資料を中心に収集する。


911 詩歌

(1)古典から現代作家までの作品集を幅広く収集する。

(2)定評のある作品や著名な作家に関する資料を収集する。

(3)実作に役立つ資料を収集する。


912 戯曲

(1)現代の定評のある作品を中心に収集する。


913ー917 小説・物語・随筆・日記・手記

(1)代表的な古典文学作品を収集する。

(2)古代から近世までの作品・作家に関する資料を収集する。

(3)日本の現代の小説・随筆を幅広く収集する。


918 日本文学全集

(1)古代から近世までの古典文学を網羅的に集めた全集を収集する。

(2)代表的作品を集めた近現代文学全集を収集する。

(3)個人全集は著名な作家を中心に収集する。


920ー990 外国文学

(1)小説・随筆は定評のある作品や著名な作家を中心に収集する。

(2)詩・戯曲は定評のある作品を中心に収集する。

(3)作品・作家研究については、定評のある作品や著名な作家に関する資料を収集する。

(4)諸外国の文学作品を幅広く収集する。

〔T0ーT9 家庭生活〕
生活様式の変化を考慮し生活に役立つ、下記項目の実用書を幅広く収集する。

T0 冠婚葬祭・スピーチ・家事等

T1 洋裁・和裁・手芸等

T3 ペット

T4 料理・食品

T5 住まい・日曜大工

T6 園芸

T8 妊娠・出産・育児

T9 家庭教育


【児童図書】
児童図書とは、概ね乳幼児から、中学生までを対象として発行された資料とする。
〔絵本〕
(1)子どもが初めて出あう資料であり、本の世界への扉を開け、豊かな感性・想像力を養う絵本は幅広く収集する。
(2)絵と文が一体化しており、対象となる年齢の子どもが理解できる絵本を収集する。
(3)〔児童文学〕への橋渡しとなる絵本の収集に努める。
(4)点字絵本・バリアフリー絵本等は、積極的に収集する。
(5)マンガ・アニメ・テレビ・ゲームを原作とする絵本は原則として収集しない。
(6)赤ちゃん絵本は、赤ちゃん(0から2歳くらいまでの乳児)にとって身近な題材をテーマに、リズム感ある言葉・色形がはっきりした絵で描かれ、絵本を通して親子のコミュニケーションに役立つ絵本を収集する。
〔児童文学〕
(1)想像力や創造性を養い、読書の楽しさを伝える各年齢の発達段階に適した資料を古典から現代の創作作品まで幅広く収集する。
(2)外国語の翻訳書は、できる限り原作に忠実で、内容・表現などを的確に伝える資料を収集する。日本の古典文学も同様とする。
(3)ダイジェスト版は、原則として収集しない。

〔知識の本・実用的な本〕
(1)科学的な物の見方・考え方を養うことができる資料を幅広く収集する。
(2)対象年齢に応じて理解できる内容・表現となっている資料を収集する。
(3)情報の正確さ・新しさに留意して収集し、最新の情報を提供できるよう資料の更新を行う。
(4)目次・索引・参考文献・専門用語の説明・年譜などの有無と使いやすさに留意する。
(5)小学生・中学生の調べ学習に対応できる資料を収集する。
(6)一般向けに発行されたものであっても、児童書に類書がなく、児童の利用が見込まれるものは収集する。
(7)実用的な本については、実際に試みたり検証できたりする記述となっている資料を収集する。
(8)学習マンガは、内容を検討の上、収集することができる。

【青少年向け図書】
青少年向け図書とは、概ね10代半ばから20代前半までを対象として発行された資料とする。
(1)青少年の関心の高い分野の資料を積極的に収集する。また、様々な分野の入口となる資料の収集に努める。
(2)児童図書・一般図書の区別なく収集する。

【参考図書】
(1)調査・研究に役立つ、多様な分野の資料を幅広く収集する。
(2)中央図書館を中心に収集する。分館は、館の規模や特性に応じた資料を収集する。
(3)収集する資料と留意点
 1.辞典・事典類
 幅広い分野の資料を収集する。
 2.年鑑・統計類
 調査・研究の基礎となる信頼できる資料を継続して収集する。
 3.地図
 住宅地図については、日野市および東京都内の自治体を収集する。
 地形図については、日野市域を含む近隣地域の資料を収集する。
 4.政府機関および政府関係機関が発行する資料
 官報のほか、計画書・年次報告書・調査研究報告書・統計書・審議会答申等の主要な資料を収集する。
 5.電話帳
 全国の最新の電話帳を中央図書館で収集する。日野市および近隣市の最新の電話帳を収集する。

【外国語図書】
 外国語図書とは、主な内容が日本語以外の言語によって記述された資料とし、出版地を問わない。
(1)著名な作家による文学作品を中心に収集する。
(2)日本の文化・習慣等、日本を理解する手助けとなる資料を収集する。
(3)外国の文化・習慣等を理解する手助けとなる資料を収集する。
(4)絵本・児童文学は、定評のある作品を中心に収集する。
逐次刊行物
【新聞】
(1)全国紙を中心に、業界紙・政党紙・外国語新聞・子ども向け新聞等を収集する。
(2)新聞縮刷版は、主要全国紙を中心に、継続して収集する。
【雑誌】
(1)多様な要望に応えるため、幅広いジャンルの一般的な雑誌を収集する。選定の際には、利用状況や所蔵状況を考慮する。
(2)児童や青少年など各年代の要望に応えられるよう配慮する。
地域資料

 地域資料とは、地域に関する郷土資料と地方行政に関する行政資料とする。

(1)日野市の刊行物、日野市に関する記述がある図書・地図・雑誌・新聞・新聞記事・ポスター・パンフレット・リーフレット・ちらし・視聴覚資料・電磁的記録等の網羅的な収集を目指す。

【郷土資料】
(1)日野市の在住・在勤・在学者および出身者が作成した資料、または彼らについて記述のある資料を収集する。
(2)日野市について記述のある資料を収集する。
(3)日野市に関連のある、または影響のある資料を収集する。
(4)日野市に限らず、郷土史研究に関わりの深い近隣地域の歴史・地理・民俗・自然等に関する資料、および東京都や旧武蔵国の資料を収集する。
(5)新選組や日野宿に関する資料は、日野図書館が中心となって収集・保存に努める。
(6)平山季重に関する資料は、平山図書館が中心となって収集・保存に努める。
(7)その他、市内各地域に関する資料は、その地域の分館が中心となって収集・保存に努める。
(8)市民団体およびサークル活動の会報類・市内企業の社史や会社案内、商品パンフレットなどにも留意し、積極的に収集する。

【行政資料】
(1)日野市の刊行物は市政図書室が中心となって網羅的に収集する。
(2)市政の比較や、先進的な施策の参考のための周辺区市町村の刊行物および東京都の刊行物は、予算書・決算書・統計・基本計画・事務報告・報告書・広報等を中心に収集する。
(3)日野市ホームページに掲載されるが紙媒体で刊行されない会議報告書、パブリックコメント資料等は、電子データで収集・保存する。

視聴覚資料

 録音資料と映像資料を収集する。収集する媒体は、録音資料はCD、映像資料はDVD・ビデオテープとする。

【録音資料】
〔クラシック音楽(管弦楽曲・交響曲・協奏曲・室内楽曲・声楽曲等)〕
(1)定評のある作曲家・指揮者・演奏者の作品を収集する。
(2)新譜等については、批評及び話題性等を参考にして収集する。

〔ポピュラー音楽(ポピュラー・ジャズ・映画音楽等)〕
(1)国内外を問わず定評のある歌手・演奏者の作品を収集する。
(2)新譜等については、批評及び話題性等を参考にして収集する。

〔その他〕
(1)落語・漫才等の芸能は、定評のある演芸家の作品を中心に収集する。
(2)日本民謡等の邦楽は、定評のある作品を中心に収集する。
(3)子ども向け音楽は、童謡・唱歌や子どもに親しみのある作品を収集する。
(4)効果音等の実用的な資料を収集する。
(5)文学作品等の朗読は、朗読者・語り手や内容を考慮して収集する。
(6)語学練習用テキストは収集しない。
(7)民族音楽は、広く知られている作品を中心に収集する。
(8)その他、地域性・話題性を考慮して収集する。

【映像資料】
(1)著作権者から貸与の許諾を得ている寄贈資料を収集対象とする。
(2)日野市が製作した資料、公的機関が広報等を目的として製作した資料を収集する。

電子資料

 電子資料とは、情報の蓄積・流通に電子的な媒体を用いた資料とする。

(1)CD-ROM・DVD-ROM等の電磁的記録資料は、地域資料・参考図書を収集する。
(2)オンラインデータベース等のネットワーク資料は、新聞記事や法令・判例等、市民の調査・研究に役立つ資料を選定する。
(3)電子書籍は、図書、その他図書館資料の選定基準を踏まえながら、以下の事項を考慮して収集を行う。
1.子どもの読書意欲に応え、活字に親しむ機会を増やす資料を収集する。
2.来館が困難な方・市民の需要に対応した資料を収集する。
3.情報の変化が激しい分野の資料(情報通信・法律・政治・経済など)は、利用期間・貸出可能回数の上限を考慮したうえで収集する。
4.利用者からの関心が高く、紙媒体の資料の複本として提供できるものは、利用期間・貸出可能回数の上限を考慮したうえで収集する。
5.紙媒体では収集・保存・提供に支障がある資料(書き込み式資料、各種受験用問題集・参考書など)は、需要に応じて収集対象とすることができる。
6.ファイル形式や流通、入手方法が限られるなど、広く市民に提供できない資料は収集対象外とする。

障害者サービス資料
(1)様々な利用者を想定し、図書館利用に障害がある方を対象に、様々な形態の資料を収集する。
(2)収集資料の形態は、点訳図書・拡大写本・大活字図書・バリアフリー絵本・さわる絵本・布の絵本・LLブック・音声DAISY図書・マルチメディアDAISY等とする。資料の新しい形態が生じた場合は、その都度収集を検討する。
(3)収集範囲は、図書の収集基準に準ずる。

その他
【マイクロフィルム】
主要全国紙のうち、日野市域が含まれる地方版について継続して収集する。



    1. この基準は、日野市立図書館職員の合議に基づき図書館長が最終的に決定し、その責任を負うものである。
    2. この基準は、令和2820日より実施する。

日野市立図書館資料選定基準の一部改正 新旧対照表(下線部分は、改正部分を示す)
令和6年5月一部改正

資料の種類・範囲
  • 図書(一般図書・児童図書・青少年向け図書・参考図書・外国語図書)
  • 逐次刊行物(新聞・雑誌・その他)
  • 地域資料
  • 視聴覚資料(録音資料・映像資料・その他)
  • 電子資料(電子書籍、CD-ROM・DVD・オンラインデータベース・その他)
  • 障害者サービス用資料(録音図書・点字図書・拡大写本・バリアフリー絵本・その他)
  • その他(マイクロフィルム、その他)

資料の種類・範囲
  • 図書(一般図書・児童図書・青少年向け図書・参考図書・外国語図書)
  • 逐次刊行物(新聞・雑誌・その他)
  • 地域資料
  • 視聴覚資料(録音資料・映像資料・その他)
  • 電子資料(CD-ROM・DVD・オンラインデータベース・その他)
  • 障害者サービス用資料(録音図書・点字図書・拡大写本・バリアフリー絵本・その他)
  • その他(マイクロフィルム、その他)
共通事項
(1)問題集・参考書
1. 各種学校入学および資格取得のための受験用問題集・参考書については、ごく限られた利用者・期間しか活用できない資料のため、収集対象としない。
2. 書き込み式資料は原則として、収集対象としない。
3. ある分野の教養を判定する「検定」に関する問題集・参考書については、内容を検討の上、その分野の基本を知るための有効な資料と判断できるものは収集対象とする。
4.ただし、学習・資格参考書、問題集およびテキスト類が電子書籍化されたものについては、需要に応じて収集対象とすることができる。
共通事項
(1)問題集・参考書
1. 各種学校入学および資格取得のための受験用問題集・参考書については、ごく限られた利用者・期間しか活用できない資料のため、収集対象としない。
2. 書き込み式資料は原則として、収集対象としない。
3. ある分野の教養を判定する「検定」に関する問題集・参考書については、内容を検討の上、その分野の基本を知るための有効な資料と判断できるものは収集対象とする。
(2)マンガ資料
1. ストーリーマンガ・マンガ雑誌は原則として収集対象としない。
2. 日野市に関連する資料は地域資料として収集対象にすることができる。
3. 新聞書評に取り上げられる等話題性のあるストーリーマンガは、内容を検討の上、収集対象にすることができる。
4. マンガ入りエッセイ・マンガを使った解説書・学習マンガ等は、内容を検討の上、収集対象にすることができる。
(2)マンガ資料
1. ストーリーマンガ・マンガ雑誌は原則として収集対象としない。
2. 日野市に関連する資料は地域資料として収集対象にすることができる。
3. 新聞書評に取り上げられる等話題性のあるストーリーマンガは、内容を検討の上、収集対象にすることができる。
4. マンガ入りエッセイ・マンガを使った解説書・学習マンガ等は、内容を検討の上、収集対象にすることができる。
(3)CD・CD-ROM・DVD等のディスクが付属する資料
図書が主体で、ディスクがなくても利用できる資料については収集対象とする。また、その他付録つき資料についても同様とする。
(3)CD・CD-ROM・DVD等のディスクが付属する資料
図書が主体で、ディスクがなくても利用できる資料については収集対象とする。また、その他付録つき資料についても同様とする。
(4)ゲーム攻略本は、収集対象としない。
(4)ゲーム攻略本は、収集対象としない。
(5)取扱いの困難な形態の資料
1.極めて複雑な形態の資料などで、取扱いに困難を要する資料については、原則として収集しない。
2.ただし、紙媒体では管理困難な、書き込み、切り取り式の資料が電子書籍化されたものについては、需要に応じて収集対象とすることができる。
(5)取扱いの困難な形態の資料
極めて複雑な形態の資料などで、取扱いに困難を要する資料については、原則として収集しない。
(6)大活字本
通常の大きさの活字が読むのに困難な方を対象として、定評のある作品・著名な作家の資料を中心に収集する。
(6)大活字本
通常の大きさの活字が読むのに困難な方を対象として、定評のある作品・著名な作家の資料を中心に収集する。
(7)紙芝居
1.物語・昔話や子どもの生活・行事をテーマにした資料を中心に収集する。
2.高齢者向きの資料も収集する。
(7)紙芝居
1.物語・昔話や子どもの生活・行事をテーマにした資料を中心に収集する。
2.高齢者向きの資料も収集する。
中略 中略
電子資料
電子資料とは、情報の蓄積・流通に電子的な媒体を用いた資料とする。
(1)CD-ROM・DVD-ROM等の電磁的記録資料は、地域資料・参考図書を収集する。
(2)オンラインデータベース等のネットワーク資料は、新聞記事や法令・判例等、市民の調査・研究に役立つ資料を選定する。
(3)電子書籍は、図書、その他図書館資料の選定基準を踏まえながら、以下の事項を考慮して収集を行う。
1.子どもの読書意欲に応え、活字に親しむ機会を増やす資料を収集する。
2.来館が困難な方・市民の需要に対応した資料を収集する。
3.情報の変化が激しい分野の資料(情報通信・法律・政治・経済など)は、利用期間・貸出可能回数の上限を考慮したうえで収集する。
4.利用者からの関心が高く、紙媒体の資料の複本として提供できるものは、利用期間・貸出可能回数の上限を考慮したうえで収集する。
5.紙媒体では収集・保存・提供に支障がある資料(書き込み式資料、各種受験用問題集・参考書など)は、需要に応じて収集対象とすることができる。
6.ファイル形式や流通、入手方法が限られるなど、広く市民に提供できない資料は収集対象外とする。
電子資料
電子資料とは、情報の蓄積・流通に電子的な媒体を用いた資料とする。
(1)CD-ROM・DVD-ROM等の電磁的記録資料は、地域資料・参考図書を収集する。
(2)オンラインデータベース等のネットワーク資料は、新聞記事や法令・判例等、市民の調査・研究に役立つ資料を選定する。
(3)電子書籍の導入については、提供されるタイトル、費用、条件および市民の需要などを研究し判断する。
後略 後略
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