日野市立図書館概要
日野市立図書館概要
- 設立
- 1965年
- 施設
- 中央図書館 6分館 移動図書館1台
- 職員数
- 32名 (令和2年4月1日現在)
統計はこちらを参照
日野市立図書館について
日野市立図書館は日野市民の図書館です。
日野市民の図書その他の資料に対する要求を公的に保障する機関が市立図書館です。
市民一人一人が十冊・二十冊の図書をバラバラに買う代わりに、それを何万冊という蔵書をもつ図書館にまとめ、より効率のよい、より深いサービスを受けられるようにしたものが市立図書館なのです。 健康保険制度がからだの健康における社会保障であるように、精神や教養の面での社会保障が図書館であると言えます。
また市立図書館は市民の知的要求を資料の提供という形で支えている、自由で民主的な社会に欠くことのできない機関であります。 市民がそれぞれ自らを高め、自由な思考と判断ができるようにならなければ、本当の民主的な社会は実現しません。 市民がこのような自己形成への道を歩むための資料を提供し、判断の材料を調えるのが図書館です。
そうしてこれが市民の手による市政の基礎となるものです。 図書館はその働きによって、今までに本に親しまなかった人を読書へ誘い、新しい未知の世界への扉を開けることができます。 これは図書館が「読め読め運動」をして読書のおしうりをすることではありません。 図書館が市民の身近に、豊富な魅力のある図書を揃えて、市民と密着した仕事をするならば、それだけで読書は野火のように広がります。 人間は本質的に知識を求めるものだからです。 特に将来の日本を背負う児童・青少年に読書の習慣をつけ、人間形成の基礎を培うことは、図書館の最も重要な働きです。
図書館の自由に関する宣言(主文)
図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することを、もっとも重要な任務とする。 この任務を果たすため、図書館は次のことを確認し実践する。
第1 図書館は資料収集の自由を有する。
第2 図書館は資料提供の自由を有する。
第3 図書館は利用者の秘密を守る。
第4 図書館はすべての検閲に反対する。
図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。
(日本図書館協議会総会決議 1979年5月30日)