第29期 日野市立図書館協議会 令和3年度第4回 議事要録 【日時】令和4年2月2日(水) 10:30~12:00 【場所】日野市立中央図書館 集会室 (ZOOMアプリによるオンライン形式の会議) 【出席者】○図書館協議会委員       田代守委員、田中正昭委員、元木千恵委員、山口洋委員、 粟澤稚富美委員、遠藤寛靖委員、山口早苗委員 【事務局】 清水ゆかり館長、青石和久副館長、内田芳徳庶務係長 【報告事項】 …四中中村校長 10/31付け異動 後任は生野校長 1.令和3年度第7回(10月)以降の図書館の取り組みについて …11月号「中央図書館でわたしを支えてくれた本の展示を行いました」自殺防止月間に寄せて30件回答 12月号「児童コーナーで障害者サービスの展示をしています!」LLブック紹介  障害福祉課等と連携 1月号「探ってみよう!絵の魅力‼佐竹美保さん講演会」中学生と作家の交流事業に34名参加、オンライン配信13名参加 2月号「レファレンス室だより(第18回)」統計資料紹介 『司書の一日』WILLこども知育研究所/編著 保育社刊 12月刊行 7月に取材 多摩平図書館山田をモデルに多摩平図書館、中央図書館レファレンス、移動図書館を紹介 全館で所蔵 2.中央図書館臨時休館について …3月13日(日)臨時休館 中央図書館2階分電盤修繕実施 4月以降、自家用電気工作物保守にて漏電・火災の恐れを指摘 機器の部分調達が困難と判断し、分電盤全交換へ 予算確保等に努める  分館は通常通り開館 インターネット閲覧不可 ホームページ通常通り →修繕は一日で終わるのか …3/13(日)朝から3/14(月)夜 固定電話も対応不可 3.令和4年度予算について …2.新規事業 ・(コンサル委託料含)第4次図書館基本計画策定費 ・図書貸出管理システム改修経費 Windows edgeへ4月から6月の間に改修 ・歴史的公文書デジタル化事業経費 ・中央図書館土地取得経費  駐車場として使用している区画整理保留地を今後3か年計画で買い戻す …3.図書費関連要求額 学校・子ども読書推進事業経費も含め令和3年度並み →会計年度任用職員人件費の図書館経費全体への影響について …図書館だけではなく、欠員分は職員課予算となっている 各事業に振り分けた総額になった 予算全体における人件費率が高くなるため、人数減を求められている …結果として、サービスと労働環境の低下につながる恐れがある 図書館は他と同じにはできない 前年度堅持「枠」を危惧する →予算確定スケジュールについて、市ホームページには全体像が示されていなかった …予算は市議会で予算案が示される 3月議会で決まる 予算書も公開される →資料費も減額を求められているのか …子ども関係の資料費で減 人件費において減額を求められている →資料費は90年代と比べるとずいぶん減っている …資料費のピークは平成2年から平成4年頃 …バブル後図書費半減 ここ10年は維持 (予算案)今年は市議改選により例年より遅い プレス発表も令和4年を公表(ホームページ・冊子の公開) 予算案議決も3月末になる見込み 4.令和4年度の主要な取り組みの予定 …①「第4次日野市立図書館基本計画の策定」 昨年6月に準備事務局を立ち上げた ②「図書館障害者サービス事業の推進」 読書バリアフリー法理念の実現へ  ③「新たな学校づくり・社会教育施設づくり推進計画の策定(図書館・公民館)」 学校教育と社会教育を結びつける試み 施設の老朽化を分析、複合化の検討等  「歴史的公文書デジタル化事業」 政策課題連携枠で提案・採用 図書館とふるさと文化財課の共同事業 公文書所蔵 利用、利便性の向上 個人情報を除き公開予定 →デジタル化をどのくらい続けるのか …令和4年から令和8年の5年間 1年目にデジタル化、2年目以降に公開へ向けた動きを実施する →令和4年にコレクションを確定するということか …総務課、情報政策課、企画経営課と5つの課で協議して進める DX補助金等活用、拡大を見込む →可能性を感じる取り組み 今後に期待したい 5.次期協議会に向けて …第29期も委員として図書館行政の発展にご協力いただいた 市民委員は2/1付け広報ひので募集・選考する予定 →この2年間ズームで参加 大学はオンライン授業となり、デジタル化が進んだ →本の森予算半減、ぜひ事業を継続してほしい コロナ禍における出前授業も引き続きお願いしたい中学生と作家の交流事業も大変いい取り組み 旭が丘小では、巽聖歌の詩について地域での取り組みが始まっている  子ども作品の発表の場を図書館で行った …1月に中央図書館ギャラリーで実施 親子連れ、市職員、関係者の来館が多く、今後も連携を深め、活動をさらに広げていきたい →①日野市は図書館を大事にしてほしい②図書館は気軽に使える、市民に接する場 図書館側から市民に接触していく機会を増やしてほしい ゲートキーパー的活動を期待している →運営については、今後デジタル化への動きを注目していきたい 利用者対応に予算を削減されながらも頑張っていることを評価 →図書館活動は本による情報提供をあきらめていないと感じた →予算削減の中、誰もが利用しやすい図書館に今後も期待 本が遠くなっていると感じる 本に興味を持ってもらう取り組みも必要になっている →気になることを調べる場として、図書館の利用を ワクワク感を持った人生、時間を過ごす場を提供していくことができれば …アドバイスに感謝 各事業を前進させる 第28期までの大杉元委員長が公共図書館協議会より長年の功績に対し表彰されたことを報告する 【配布資料】 ・図書館報「ひろば」 11・12・(令和4年)1・2月号 ・資料1 令和4年度当初予算要求状況 ・資料2 令和4年度教育委員会主要事業 ・資料3 地域協働課三沢中地区アクションプラン「チームみ組」による百草図書館看板作成に ついて(報告)