第29期 日野市立図書館協議会 令和3年度第2回 議事要録 【日時】令和3年7月16日(月) 10:30~12:00 【場所】日野市立中央図書館 集会室 (ZOOMアプリによるオンライン形式の会議) 【出席者】○図書館協議会委員       田代守委員、紺野順子委員、元木千恵委員、山口洋委員、 粟澤稚富美委員、遠藤寛靖委員、山口早苗委員 【事務局】清水ゆかり館長、青石和久副館長、内田芳徳庶務係長  (説明員)鈴木分館長、中山主任、金子主事 【報告事項】 1.令和2年度第5回(5月)以降の図書館の取り組みについて 1) 図書館報「ひろば」6・7月号より …6月「図書館ホームページ「電子資料の入り口」」10程度のコンテンツ  「移動図書館新巡回場所「石田環境プラザ」」新井公園に隣接 7/15オープニングセレモニー参加 7月から大坂西公園令和4年6月までの予定で工事があり巡回中止  7月「夏休みジュニアスタッフ募集」小学校5年生から中学生 2回に分けて市内各館で感染症対策をとって実施  「読書パスポート」ブックジャーニーパスポートをあらたに作成、配布開始 2) 非常事態宣言後の日野市立図書館の様子について …6月2日から椅子の数を半分にするなど利用に制限を設けた ブラウジングコーナー利用可 滞在時間は60分以内  6月20日から蜜を避け滞在時間を短めにしてもらうように依頼 長時間滞在は自主的に控えている様子が伺えた  7月12日緊急事態宣言発出へ 図書館を閉館しないことに喜ぶ子どもの姿あり 問い合わせも多数あり、感染症対策をとって開館する旨説明すると、胸をなでおろす会話などがあった 2.日野市立図書館資料選定基準の制定について …業務係で検討してきたもの バランスを心掛けた選書とする (T)など日野市独自の分類も この基準をもって選書を実施 →資料を選ぶ時の基準を見直していく 除籍基準(保存)に係るところも 収集しないものや積極的に収集するものを決めていく 【協議事項】 1.運営評価について …1新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組み ・緊急事態宣言以前:「三密」を避ける取り組み、人が集まるサービスの制限 日野市、稲城市において開館 ・緊急事態宣言1回目 4/9から臨時休館 予約資料の貸出、返却 貸出期限、取り置き期限を延長する対応 おむつ袋配布、ナクソス・ミュージック・ライブラリーIDの電話発行 4/12以降予約を休止(レファレンスのみ受け付け可)  連休期間中は完全休館 予定していた行事も中止 緊急事態宣言も延長となり、5/9から完全休館 5/15から予約を再開し、5/20から児童書優先で臨時窓口にて予約資料貸出再開 一般書は5/26から予約資料貸出再開 移動図書館も4/9から巡回中止  職員の半分は出勤、半分はテレワーク 5/26から全職員出勤 6/2から通常開館、ひまわり号巡回再開 ・緊急事態宣言2回目 1/8から通常開館を継続 外出自粛要請を受け、夜間集会施設の利用を制限するなどした対応をとった ・感染症対策 2,323千円補正予算対応 タブレット端末購入、消毒の徹底、飛沫防止用アクリル板の導入等 館内放送で広報 おはなし会等イベントの縮小 →おはなし会定員 実際にどのくらい参加があったのか …「評価書」p13で報告 おはなし会の参加希望者が多い時には、待ってもらうこともあった …2第3次図書館基本計画推進事業 (高幡)ヤングスタッフ 地域資源を活かした取り組みとして多摩動物園とコラボ たかはたブッククラブ (日野)日野宿発見隊 日野駅開業130年記念絵葉書の発行 まちかど写真館、まち歩き会、乳幼児向けおはなし会 仲田小図書館見学対応  (多摩平)多摩平の森ふれあい館まつり中止、リサイクルフェアとして実施、ビジネス支援、医療・介護コーナー、地域資料コーナーの検討  (平山)乳幼児向けおはなし会開催 闘病記コーナーの充実 滝合小社会科見学を受け入れ (百草)三沢中アクションプラン モグモグとの連携 ちょこっとボランティアの受け入れ  (移動)旭が丘地区センター定着、石田環境プラザ巡回開始 (市政)企画展示を実施 (中央)閲覧用椅子を寄付いただいた 島田潤一郎さんトークライブ実施(web参加あり) …3第4次子ども読書活動推進事業 ・第3次子ども読書活動推進計画推進事業最終年 コロナ禍の影響で様々な事業の変更等があった  絵本コーナーの整理など、工夫をした活動を行った 子ども向けサイトはコンテンツの充実へ 図書館職員が実際に本を使って実験・工作などをしてみた ・ボランティア団体との交流 アンケート収集、公表へ ・ホームページ上でも乳幼児向けリスト改訂 健康課との連携を深める 「おはなし会」「えほんパック(乳幼児向けテーマごとの本3冊セット)」貸出館増へ  小・中学生向け「たかはたブッククラブ」実施 3か月で一期の予定だった 本の紹介や館内巡りなど 各回5名参加 「本の福袋」(手紙をテーマにした本)を渡す  感染症対策をとった「学校訪問」7校実施 「中学生と作家の交流事業」 金原瑞人氏を招いて実施 「日野ヤングスタッフ」 オンライン会議実施 「本の森」学級文庫 学校搬送(調べ学習に対応)中央館で集約し、各校へ配布 →コロナ禍においても積極的な活動があったことを評価 普段からボランティアを把握しているのか 図書館は(ボランティアの)ハブの役割を果たしているのか …定期的に子どもの読書に関するボランティア懇談会を実施 一昨年は2回実施 昨年は開催できなかったのでアンケート実施した 行事が重ならないように調整やボランティア間で協力するといったことに寄与している →日野市内に家庭文庫、地域文庫はあるか …4団体中2(旭が丘、高幡)団体 →読書活動をしている場所を伝えることも図書館の活動を紹介することにつながる …リレートーク形式で各団体をホームページに紹介していく案もある →おはなし会 曜日が同じ 土曜日などの開催は? …4障害者サービス事業 ・音訳、点字資料作成増 八王子の点訳グループとの協力体制が整い、予約対応に応えることができるようになった 資料の貸出状況は、録音図書横ばい、テープ図書減 利用者が入院するなどの状況があった  相互貸借 日野市がリクエストでつくった資料を全国に貸出対応 ・対面朗読、宅配減 職員で対応 ・利用案内を放課後デイサービスや高齢者サービス事業所等約50か所に送付 児童向け「障害を知る本」展示 …5地域・行政資料のデジタル化事業 ・非来館型資料としても有効 →地方行政資料優先を評価 今後行政資料のデジタル化は図書館が担うのか …日野市全体の取り組みとして発展させていく 次は平成前期までを (全体的な意見) →事業の成果「〇〇をした」という表記について、そのあとどうなったのかを知りたい 反応がない、それはなぜなのか、では次にどうするか、にいかにつなげるのかが大事 →コロナ禍におけるまちたんけん等の受け入れ、体験学習の継続を希望 引き続き情報提供を →コロナ中の図書館開館は評価できる 2.運営評価今後のスケジュール 7/27(火)評価シート提出〆切 8/6(金)評価のまとめを委員に送付、校正の依頼 8/13(金)校正〆切→最終案決定へ …評価シートを書いて送付を 7/27〆切 【次回日程について】 10/25(月)10:30~12:00 【配布資料】 ・図書館報「ひろば」6・7月号より」 ・非常事態宣言後の日野市立図書館の様子について 掲示物 2枚 ・日野市立図書館資料選定基準