第29期 日野市立図書館協議会 令和2年度第1回 議事要録 【日時】令和2年6月22日(月) 13:30~15:00 【場所】日野市立中央図書館1階 開架スペース 【出席者】○図書館協議会委員       田代守委員、紺野順子委員、田中正昭委員、黒川洋美委員、山口洋委員、       粟澤稚富美委員、遠藤寛靖委員、山口早苗委員、秋野宏之委員 【事務局】 飯倉直子館長、関戸寿憲副館長、青石和久副主幹、内田芳徳庶務係長 1. 開会の辞 2. 任命書交付(机上配布) 3. 各委員の自己紹介・職員紹介 4. 委員長・副委員長選出 互選により、委員長:田代委員、副委員長:紺野委員 5. 委員長・副委員長挨拶 6. <議題> ① 図書館の概要について…配布資料の内容を説明 →(資料3「第5次日野市基本構想・基本計画(2020プラン)後期基本計画(抜粋)は、後期分だけ見直したということか 未達ということか…2020プランは10年計画、計画途中で全体に見直しが入り、数値目標が加わった。図書館では現状目標値に未達。 …(資料4「第5次日野市行財政改革大綱・実施計画(抜粋)」)説明 →不読率について、毎年6月に調査していた。…令和2年度は調査をしていない。 ② 新型コロナウイルス感染症対策における図書館の対応について …(資料9「新型コロナウイルス感染症対策における図書館の対応について」)2月末頃から対策実施。市対策本部でも、図書館機能は残すとしていた。緊急事態宣言発令を受け、4/9から臨時休館。すでに予約済み資料貸出のみ、臨時窓口対応とした。5/9からは完全休館。5/20より臨時窓口再開。4~5月は2部交代で在宅勤務となっていた。6/2より再開。今後第2波・第3波に備える。6/13から読書調査開始。現在700から800回答回収。今後公表する。 →職員が感染した自治体もある コールセンター等市全体に係る業務の手伝いもあったのか。…給付金等コールセンター業務に職員が従事している。→様々な意見が多く出たと推察する。今までできていたサービスができなくなったことをどうカバーするかを考えていってほしい。 →(図書館の)本自体が安全なのかどうか気になる。消毒していたことを利用者にお知らせすべきであった。 →読書調査はよい事だと思う。アフターコロナは、図書館も含め働き方も問われることだろう。電子図書導入の検討や、子どもたちに読み聞かせ動画を公開した自治体もある。特に子どもたちに対してなにができるのか考えてほしい。…動画読み聞かせは、図書館ホームページからリンク(東京子ども図書館)を張り紹介した。 →各家庭のネット環境は様々。家族もパソコンを使っている中で、子どもだけのパソコンはないのがほとんど。セキュリティ対策も必要。休校中に学校から配信したものもある。 →(子育て応援施設の)相談業務を続けていたが、図書館の開館を望む声が多くあった。閉館はもったいなかった。自治体によって図書館の閉館等に伴う対応が違った。 →(大学の)受講環境がスマホしかない学生もいる。回線容量の問題もある。鎌倉市のツイッターは参考になった。資料の消毒だが、鎌倉市は2日間返却後に放置するとした。それも工夫のひとつ。 ③ 令和2年度 図書館主要事業について(資料10) …(4)「地域・行政資料のデジタル化」は昭和期の資料をデジタル化する事業。財源は、図書館振興財団交付金。pdf化した行政資料を公開していく。 ④ 令和2年度 図書館予算について(資料11) …会計年度任用職員の制度変更に伴い、人件費増。新規経費は高幡図書館漏水修繕、中央図書館PCB濃度分析業務委託、中央図書館土地取得費、地域・行政資料デジタルアーカイブ事業。財政が依然として厳しく、図書費はなんとか現状維持。 ⑤ 令和2年度 図書館の運営状況に関する評価について(資料15、16) …9月教育委員会に提出するには厳しいスケジュール。次回協議会時に内容を説明させてもらう。ご意見をいただき、メール等でもやり取りし、事務局でまとめる。次回協議会開催日までに評価書の内容を確認していただきたい。いくつかの主要事業について説明し、質疑を行いご意見をいただく。  第2回の協議会は運営評価に集中する。 …運営評価は例年作成している。生涯学習3館が9月の教育委員会で報告する。これまでは、定例会とは別に各担当が説明する形式での説明会を実施していた。今回は説明会を実施しない。定例会の中で事業をしぼって説明する。質問等あれば、先に連絡いただけると事前に準備ができる。全部の事業にわたって評価するということでなくてよい。 7. その他 ① 会議録の作成について →議事要録を作成。ホームページで公表する。 ② 開催通知等の連絡方法について →eメールを主体として連絡する。 ③ 次回の日程について →7/27(月)午後1時30分からに決定。一週間前までに運営評価の質問を提出。質問は図書館のメールアドレスへ送付する。次回も密を避け開架スペースで1時間半程度の開催時間を目標にする。 【配布資料】  別紙のとおり