『全員がサラダバーに行ってる時に全部のカバン見てる役割』
岡本 雄矢/著
- 幻冬舎
- 2022年4月
この本の著者は、詠みはじめるとなんでも"不幸短歌"になってしまうという「日本にただ一人の歌人芸人」だそうです。タイトルからも伝わってきますが、読み進めるとついてないと自負する身にはなんと
も共感できる歌がたくさん出てきて、あなたもですか?!と少し安心します。著者のまえがきにも「あなたに明日笑ってもらうために、僕の不幸を短歌にしてみました。」とあるのでありがたくそうさせていただ
きます。特にお気に入りの歌を最後にご紹介します。「さっきまで順調だったレジの列急にもたつきだす僕の前」(K)