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あんずの旅する絵

『あんずの旅する絵』

蟹江 杏/絵・文
キーステージ21
2018.4

 日野市出身の版画家・蟹江杏さんの作家活動20周年記念の作品です。藍色が美しい表紙の作品集です。
 日本全国の都道府県について、それぞれ短い文章(エピソードや名産についてなど)と関連する絵が添えてある、とても素敵な本でした。蟹江さんには、この県についてはこんな印象があったんだなあと楽しくなります。素直な言葉やロマンティックな感性に触れ、それから絵をじっくり堪能します。自分はあまり国内でも行ったことがないところが多いけれど、(帰省は頻繁にありますが、いかんせんそればっかり・・・)長崎は私もびいどろの思い出があるなあ、なんて思い出してみたり。ああ、旅に出たいなとも思いますし、この本の中で旅が出来るような気持ちにもなります。
 私がこの本で印象的だったのは、岩手県のこけし、山形県のさくらんぼ、福井県鯖江市のメガネ、茨城県のデルフィニウムの丘、石川県金沢の金粉、高知県の尾長鶏など。読んで眺めて、蟹江杏ワールドに浸っています。東京駅がまたとってもお洒落!トランクにわくわくが詰まっています。いつか軽やかな気持ちで旅行が出来る日が来たら、私はどこを行先に選ぶかしら。その時またきっと、この本をそっとめくりたいと思います。
 また、蟹江さんが、故郷である日野市の中学生たちとコラボで作った絵本『ぼくのまちにはもりがある』は、図書館で販売もしています。  
 それから6月には、GINZA SIXにて新作個展が開かれるそうですよ。(W)

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